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血流量アップ!!

今年に入ってから血流量をアップしました!!


血流とは・・・


血流(血液流量)とは、1分間に穿刺(センシ)された血管から血液を引き出す量のことで、「血流速度」とも言います。
わが国の透析患者の現在の一般的・平均的な「血液流量」は『180~200ml/分』です。

 この一般的・平均的な『180~200ml/分』という「血液流量」は、簡単に言えば、血液ポンプで1分間に牛乳瓶1本分くらいの量のスピードで血液を体外に引き出して「ダイアライザ」に送り込んでいるということになります。(そして「ダイアライザ」を通過した血液は穿刺された血管に返されます。)

従って、1回の透析時間が4時間の場合では、
『180~200ml×60分(1時間)×4時間=43.2~48L』
の血液が1回4時間の透析で「ダイアライザ」の中を繰り返し通過することになります。
これを「総血液処理量(一番下の<注>参照)」と言います。

この透析による「総血液処理量」が多ければ多いほど、それだけ透析の除去効率が上がり、「老廃物(尿毒症物質)」の除去量(透析量)が増えることは容易に理解していただけると思います。

例えば、1回4時間透析の場合で「血液流量」を10ml/分アップさせたとすると、
『10ml/分×60分(1時間)×4時間=2.4L』
も「総血液処理量」が増えることになります。

もちろん、1回あたりの「透析時間」を今より延ばすことと「血液流量」のアップも併せて行えば相乗的に効果が上がります。

この透析量が上がってくることによるいろいろな短期的・長期的なメリット、即ち「体調改善」「食欲増進」「口渇抑制」も期待できますので、透析患者にとっては「自己管理」特に日頃の「飲水管理」がよりしやすくなります。 
 しかしながら、誰でも上げられるというものではありません。シャントの状態や穿刺血管の太さなどによって、上げられる人もいれば上げられない人もいます。また、長期透析患者、高齢者、糖尿病・心疾患合併症を有する場合等も無理はできないと思われます。 

 また「血液流量」を一気に急激に上げますと、不均衡症状(透析中や透析後の頭痛等)が一時的に強くなったり、透析後のカリウム数値が下がりすぎることなどがありますので、上げる場合は急がずゆっくり例えば2週単位、月単位等で10ml/分づつそれぞれの目標のところまで時間をかけて、透析後のカリウム数値等を含め様子を見ながら慎重に実行した方がよろしいようです。




 人間の体内の血液量は体重1kgあたり80ml(体重の約8%)と言われているため、
僕の場合、75kg(ドライウエイト)×80ml=6,000ml(6L)となります。


 そして、昨年までの血流量は250ml/分

4時間の時  250ml/分×60分×4時間=60,000ml
4時間半の時 250ml/分×60分×4.5時間=67,500ml
5時間の時  250ml/分×60分×5時間=75,000ml

ということになって、4時間の場合、単純計算で約10回ダイアライザーを通る(血液を綺麗にしている)こととなります。

4時間半の場合は11・25回
5時間の場合は12.5回
実際は除水もあるし、うまいこと体内全部の血液が均等に廻るわけではないので、“超”単純計算ですけど。




そこで、血流量を上げた場合ですが、
250ml/分→270ml/分の場合
270ml/分×60分×4時間=64,800ml
ダイアライザーを通る回数、10.8回


250ml/分→280ml/分の場合
280ml/分×60分×4時間=67,200ml
ダイアライザーを通る回数、11.2回

となり、同じ4時間の透析でもダイアライザーを通る回数が多くなり、それだけ血液が綺麗になるというわけです。


本当は透析時間を延ばすのが一番良いのですが、仕事や施設の都合もあり、難しい面もあるので、とりあえず今回血流を上げることで透析効率を上げようってわけです。



血流を30ml/分上げて280ml/分にした場合、単純計算では30分の透析に匹敵することになりますからね。


出来る範囲からコツコツと。



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No title

普段はコ難しい(笑)ブログは中々読まないのだけれど、
今回は読破しましたよ!透析のことがよく解りました。
旅行中、夜間、などイレギュラーな時の施設の事前確保が
付きまとうのですね・・・、それはご苦労なことですね。
IgA腎症の発症原因は、
後天的、先天的、未解明、どんな感じなのでしょうか?

No title

あ、もしかして施設ではなく、
基本的に自宅などで自分でやる物なのかな?
そんなことすら知らないのだけど・・・

Re: No title

Rickyさん>
お読みいただきありがとうございます(笑)
透析は基本的に施設(病院、クリニック)で行われます。
自宅でできる方法もありますが、静岡県ではまだ数人ですね~。
まぁ、なれてしまえば生活の一部ですよv(^^)

そして、IgA腎症の原因は未だ未解明なんです。
なってしまっても、何ともない方もいれば、透析になってしまう方もいます。
なってしまったものは仕方ない。
前向きに頑張ろうと思っています!

No title

血流UPよかったですね~☆
4時間内での透析なら血流UPで効率UPよね。
16の針なら300までは大丈夫だそうなので、
また挑戦してみてわ!

私の知ってる男性は400で廻してるそうですよ?
機械見てたら目が回りそう~よね(笑)

Re: No title

>びおらさん>
400!!
凄いですね~・・・
とりえず300目標ですよ。
でも、針が太くなるのは怖い~・・・
プロフィール

いしづかこうじ

Author:いしづかこうじ
 
はじめまして。
石塚浩司(いしづかこうじ)です。

慢性腎不全から透析生活となりました。
透析のイメージを変えるため、
競技復帰を決意しました。
透析をやりながらでも、
いろいろなことに挑戦したいです。


病歴、現在の症状

中学1年生の時にIgA腎症を発症。
     ↓
自覚症状がなかった為、高校の頃より病院に行かなくなり、普通に生活。
おまけに運動(陸上部)まではじめました。。
     ↓
大学時代から十種競技をはじめる。
     ↓
26歳時の試合中突然ふらふらに。
その後、日本選手権を最後に現役引退。
     ↓
病院で腎不全と診断され、5年の保存期をへて31歳で透析導入。
     ↓
現在、仕事後に透析(HDF)を週3回5時間、やってます。
     ↓
2009年 透析の概念を変えるため、競技復帰を決意。
     ↓
そして!
2011年 1年間の準備期間を経て、いよいよ十種復帰。



透析のイメージを変えるため、いろいろなことに挑戦したいです。
無理のないようがんばりたいとおもいます。
よろしくお願いします。

十種競技の説明、透析しながらも競技をやってる理由はコチラ  




今後の予定

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